72-Synopsis up to this point (48th to 66th episodes)




 転生魔法によって、六大職業魔法を経験した最強の賢者は、劣等職【村人】に可能性を見いだし、ラセル・シン・スタークという貴族の少年に転生する。

 魔法学校に入学したラセルは、仲間とともに凱旋祭に参加する。
 そこでおよそ8年ぶりに妹シーラと再会する。
 だが、彼女はラヴェンチという研究者に、記憶を改竄されていた。
 妹を救うため、ラセルは冒険者学校と軍事学校の代表戦に参加する。

 今まで冒険者学校は軍事学校にかなわなかった。
 だが、その定説を覆すように、ラセルとその仲間たちは、軍事学校代表たちを圧倒していく(第50、51話)

 仲間達の活躍によって、ラセルはシーラとの接触に成功する。
 ラヴェンチの7年かけた魔法を一蹴し、妹を元に戻す。

 ラヴェンチの目的は、代表戦を観覧する王の暗殺だった。
 人間爆弾になったシーラ。
 だが、それもラセルの魔力だけで吹き消してしまう(第53話)

 妹を救い、そして王を救ったラセル。
 王宮で出会ったのは、300年前に捨てたアダマンガーダーの鱗。
 しかし、何故か国の宝になっていて、ラセルは驚く(第54話)。

 力を見せたことによって、ラセルは封印領域の探索が可能になる。
 そこで出会ったのは、9つのハイドラゴンだった。
 S+ランクの力を持つ魔獣だが、ラセルはたった1つの魔法だけで攻略する(第64話)。

 ハイドラゴンの一部を持ち帰るラセル。
 それを見た王は、ラセルがかつて世界を救った『勇者』ではないか、と疑うのだった。