96-Synopsis up to this point (from episodes 67 to 88)




 転生魔法によって、六大職業魔法を経験した最強の賢者は、劣等職【村人】に可能性を見いだし、ラセル・シン・スタークという貴族の少年に転生する。

 妹シーラを冒険者学校に転校させ、一緒に住むことになったスターク兄妹。
 1人異次元の強さを見せるラセルに、学校長へイムダールは教官就任を要請する。
 さらに9つの冒険者学校が一堂に会し、3つの競技を行う九龍杯に出場し、優勝して欲しいと頼まれる。

 冒険者学校の問題点を聞いたラセルは、校長と生徒の前で全勝優勝を誓う(第68話)。

 ラセルの指導で、メキメキと上達する生徒達。
 さらに封印領域を好みのダンジョン化し、ラセルたちもまた腕を磨いていく(第75話)。

 そして、いよいよ九龍杯開幕。
 パーティー戦に出場したラセルは、1回戦で第3支部を1人で圧倒。
 さらに準決勝では、因縁の相手『戦略家』ファンブロが立ちはだかるも、
 最上級魔法を手に入れたシーラの手によって撃破する(第82話)。

 決勝の相手は、勇者の血筋を引くイオラーダ・ディー・ディリバン。
 彼が得意とする最強の魔法【重装鉄騎】の前に、苦戦するかと思われたが、
 ラセルはたった指一本で攻略し、そして圧勝する(第88話)。

 このままラセル率いる第5支部は圧勝するのか……。

 しかし、そこには不気味な存在ヴォルフォット・ミドラーシュの姿があった。